骨粗しょう症とは骨密度の低下によって骨の強度がさがることで、骨折しやすくなる病気のことです。
骨密度は食生活や消化吸収機能の低下、ホルモンバランスの変化、運動不足など、主に加齢に伴って、50歳くらいから徐々に低下をはじめていきます。
症状としてはなかなか現れず、背骨や脚の付け根、手首など骨折してからでないと気付かないため、 日ごろの生活習慣やこまめなチェックが大切です。 寝たきりの原因となる骨折を予防し、健康寿命を延ばしていきましょう。
その他、インスタント食品やスナック菓子などのカルシウムの排出を促進する加工食品や
カルシウムの吸収を阻害するアルコールや利尿作用の高いカフェインなどは取りすぎに注意しましょう。
当院では、骨密度測定器を導入しています。
検査は数秒でおわり、痛みなども一切ありません。
半年から1年に1回程度のチェックをお勧めしておりますが、骨密度の低下が認められたときは、 飲み薬(週に1回~月に1回程度の服用)や注射(月に1回~半年に1回)などで治療が可能です。
閉経後や過度なダイエットの経験がある方は特に、50歳になったら定期的にチェックをしていきましょう。